デジタル難民からの脱出 教えて!グーグル先生!!

デジタル格闘記

デジタルと言えば、GAFAM(ガーファム)である。そう、Google、Apple、Facebook、Amazon、MicrosoftのアメリカのIT関連企業の頭文字をとった呼び名です。GAFA(ガーファ)という言い方もありますが、Windows95の社会現象を知っている世代としては、Microsoftは、外せないと思います。さて、GAFAMの頭文字のGoogleについて皆さんは、どのくらいご存じでしょうか?私はほとんど知りません。今回は、Googleとの格闘について話したいと思います。

今までの私のGoogle歴

Googleと言えば、Googleマップです。自宅では、ヤフーのマップをよく見ていたのですが、会社で使用する航空写真とかは、他の人たちはだいたいGoogleマップを使用しており、距離の計測や表示を資料で使うことも多く、今では、Googleマップ一択です。やはり、仕事で使うとなると、否応なしで慣れるのは早いです。あと、街並みチェックとして、ストリートビューも良く見ていました。

前回のデジタル格闘記で書きましたが、私がスマホを初めて購入したのが、約5年前、これがGoogleとの2回目の出会いです。スマホはAndroidだったのですが、Googleが作った「Android OS」で動作するのも、つゆしらず、なんでGoogleの色々なアプリが入っているかも理解していませんでした。Googleアカウントは、妻が取得してくれて、Gmailは、使用できるようになりましたが、ほとんど使っていませんでした。メールは今まで、ヤフーメールを妻と一緒に使っていました。個人のメールアドレスを記入することが多くなり、受信が多くなりましたが、見るのが面倒くさいので放置していました。

そうこうするうちに、妻と散歩中、道端に植えているある植物があり、これは何だろうと話題になり、妻が即座にスマホで調べ、「〇〇」だよと即答しました。「良くそんな名前知ってたね」というと、妻がかわいそうな人を見るような目で、「こんなの画像検索だよ」と、呆れられました。これはマズイ。デジタル難民に片足どころか、腰までつかっている。今回も、スマホ同様、Google本の入手に走りました。

教えて! Google先生!! 初心者にも分かり易く!!!

今回、購入した本は「スマホでフル活用! Googleサービス完全マニュアル スマホ対応版 iPhone & Android」です。著者は桑名由美さん、非常に分かりやすい文章で、美しいレイアウト。本当にセンスのいいひとはうらやましいと思う一冊です。

私がつたない知識で述べても誤解を招くだけなので、本書の目次の抜粋を下に引用します。Googleをそれなりに使いこなしていた人でも、こんなサービスがあったんだ!とか他社のサービスと比較してもう一度、Googleでやってみようかと思う方もいると思います。この概要の一覧性は、やはり書籍の良いところです。蛇足ですが、年始のご挨拶に妻の実家に伺ったのですが、今は懐かしい朝日新聞(元購読者です)の元旦版がありました。久しぶりに新聞を見ましたが、書籍以上の一覧性の良さ、スマホの100倍です。昨今、オールドメディアと言われていますが、素直に、新聞もいいとこあるじゃんと思いました。

Chapter 01 まずはGoogleのサービスについて知ろう
Chapter 02 Googleの検索機能を使いこなそう
Chapter 03 Chromeで快適にホームページを閲覧しよう
Chapter 04 カーナビやお店の検索もできるGoogleマップを活用しよう
Chapter 05 Gmailでメールを一本化してどこからでもやり取りしよう
Chapter 06 共有もできるGoogleカレンダーで予定を管理しよう
Chapter 07 Google Meetでリアルタイムのビデオ会議を行おう
Chapter 08 Google Chatを使って個人やグループでやり取りしよう
Chapter 09 Googleドライブでファイルを保存して、管理・共有しよう
Chapter 10 Googleアプリでいろいろなことを調べよう
Chapter 11 Googleの生成AIサービスGeminiを使ってみよう
Chapter 12 加工もできるGoogleフォトで写真や動画を管理しよう
Chapter 13 Google Keepで覚え書きやリストを作成しよう
Chapter 14 YouTubeで動画を閲覧・投稿しよう
Chapter 15 Googleの設定を変えて安全・快適に使おう

さて、この多様なGoogleのサービス。どれを使う?

Googleには色々なサービスがありますが、まずは検索機能でしょう。検索エンジンシェア率ランキングでは、92.9%と圧倒的な堂々の1位です。ちなみに2位はMicrosoftのBingは3.0%で2位、Yahoo!が1.2%の3位のようです。ちなみに日本国内でのシェア率は、Googleが77.2%、Yahoo!が14.8%、Bingが7.2%と、Yahoo!が善戦しているものの、Googleの圧倒的1位は変わりません。この検索機能は先程紹介した画像検索や音声入力検索もありますが、圧倒的なシェア率を活用するなら、「海外のサイトを翻訳して読む」も面白いと思います。従来に比べ翻訳機能の向上は目覚ましく、翻訳文でもそれほどストレスなく読めます。

次のサービスとしては、Googleマップでしょう。先程、紹介したストリートビューは勿論のこと、私がいいなと思う機能は、
・目的地までの経路を調べる
・バス経路を調べる
・タクシーを探して呼ぶ
といったところでしょうか。そんなのやってるよという方もいらっしゃると思いますが、この本にはまだまだ、未知の使い方があるかもしれませんので、一度は目を通しては。

最後に、やはりGmailです。自宅では、ヤフーメール、会社ではOutlookを使っていますが、スマホでは、Gmailです。パソコンでのメール操作は、以前、他のメールソフトも使っていたこともあり、キーボード操作に違和感はありませんが、スマホは全然ダメです。今回、この本でスマホでのメール操作の基本を学びたいと思います。

番外ですが、生成AIのGeminiも見逃せません。ChatGPTは皆さんご存じで、最近はMicrosoftのWindows11にCopilotもありますが、Androidのスマホならインストール済なので、試しに触れてみるのもいいと思います。会社では、暇で暇でどうしようもないときは、Copilotさんと仕事の振りをして議論(?)していますが、プライベートでのスマホでは生成AIのGeminiさんと会話しています。

まとめ

IT企業は色々あるものの、21世紀の現時点では、Google先生が一番ではないでしょうか。2024年、アメリカではGoogleが公正取引委員会から独占禁止法に違反しているとされましたが、AIに巨額投資しています。今後のGoogle先生がどのようになるのかは分かりませんが、Google先生のサービスを熟知することは、シニアのより良い生活には欠かせないと思います。

本日のシニアの生きるコツ
 Google先生!ついていきます!!!

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