今や、水や電気と同じくらいなくてはならないものと言う人がいるほど、この世の中の必需品、SNSです。SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service)、そう、LINE、Instagram、X(旧Twitter)、Facebook等の個人間のコミュニケーションをとれるWeb上のサービスです。デジタルネイティブでは、空気のような存在ですが、我々シニア世代では、全くかかわりのない人から、自ら発信し生活の一部になっている人まで、それぞれと思います。今回は私のSNSの旅の始めについて話したいと思います。
SNS難民から脱出しよう
さて、皆さんはSNSをどこまで使いこなしているでしょうか。デジタル難民の中でも多いとされるSNS難民(私が、今思いついたことですので、事実かどうかは、皆様のご判断にお任せします)、色々なレベルがあると思いますが、私なりに区分けしてみました。
⓪そもそも、スマホを持っていない
①スマホはあるが、ネットサーフィンのみ
②家族にLINEを開設してもらい、LINEは家族とのみ使用
③X(旧Twitter)やInstagramを見ている
④SNSで自ら発信している
⑤もはや商売の一部(人に教えたり、商売で必須のツールになっている)
皆さんは、どのレベルでしょうか?私は、「②家族にLINEを開設してもらい、LINEは家族とのみ使用」のレベルでした。娘にLINEを開設してもらい、家族間のみの連絡に使用していました。若干、様子が変わったのは、新型コロナが流行った2020年、会社では新型コロナ感染対策として、一時期、出社チームと在宅チームの2つのチーム分けて、仕事をすることになったのですが、当時はチーム全員のリモート環境もできておらず、在宅チームとの情報共有が出来ていませんでした。そこでLINEの登場です。女性社員が、慣れた手つきでチーム員をグループ登録し、LINEでの情報共有ができるようになり、非常に助かりました。ただし、一人だけ、「⓪そもそも、スマホを持っていない」の方がいまして、デジタル難民どころか、会社での情報難民なりました。とりあえず、スマホを持っていたので、ほっとした経験でした。
SNSのアカウントを登録して、SNSの基本を知ろう!
最初の難関?はアカウント登録です。適当にやっていると実名がでたり、位置情報がでたりとか、いろいろと初心者がおちいりそうな罠がいっぱいありそうです。そういう時は、昭和世代のお得意の紙情報での頭の整理です。デジタル難民からの脱出 シニアのスマホ活用術やデジタル難民からの脱出や教えて!グーグル先生!!でも書きましたが、今回も本屋で購入です。ただし、今回は近所の本屋でなく、しばらく行っていなかった丸の内の丸善に行きました。東京駅に行くなら、昔は、八重洲ブックセンター(2023年3月に営業終了)にも足を伸ばしていましたが、大型書店の閉店はつくづく残念です。
今回、購入した本は「今すぐ使えるかんたん LINE&Instagram&Twitter&Facebook 完全ガイドブック 困った解決&便利技 [改定2版]」(技術評論社)です。これ一冊で、アカウント登録から基本的な使い方や便利技が分かるおすすめのの本です。
まずは、LINEからです。アカウントは登録済ですので、トークやスタンプの基本やLINEの便利機能や各種設定の確認です。今まで良く分かっていなかった写真やビデオ通話の疑問が解消され、ひとつレベルが上がったことを実感しました。だれも最初は初心者です。こんなことでも幸せを少し感じられるのは、やっぱり「自分でやってみる」ことが大事です。
次は、InstagramとX(旧Twitter)のアカウント登録です。自分のスマホで見るのは初めてですが、これがインスタ映えかとか、ハッシュタグを実感したりとか、新たな世界が広がりました。そして、最後にFacebookです。実は、昔、遊び半分で、Facebookのアカウントを取得したことがあります。子供から実名出ているとか、使わないなら一旦やめた方がいいと言われたことがあるのですが、面倒くさかったので放置していました。当然、Facebookからの「友だちかも」とかのお知らせも放置していました。そんな状況でしたが、この本を参考にアカウント登録をしてみました。その直後、予想外の展開です。
その予想外の展開とは、「アカウント凍結」です。最初はいったい何が起こったのか分かりませんでしたが、ネットで調べると、アカウント登録後、長期間使用していない場合や、アカウントと乗っ取られ不正な使用をした場合など、「アカウント凍結」になるようです。私の場合は、長期不使用が該当したのでしょうか。そうこうしているうちに、Facebook(Metaだったかもしれませんが)から、直ぐにスマホで顔写真を送れというご指示がきました。はじめは詐欺かもしれないと思いましたが、Facebookのアカウント取得直後だったこともあり、ここは心を決めて、顔写真を送りました。顔写真と言っても動画で顔の側面や正面など、注文が多く、Facebook様の気に入る動画を取るのに一苦労しました。
アカウント再開の可否は次の日から1週間くらいの間で判断するようですが、私は次の日にアカウント再開の連絡が来て、ホッと胸をなでおろした次第です。今回、アカウント凍結で色々調べましたが、アカウント乗っ取りで一旦、アカウント凍結されると、その再開はかなりハードルが高いみたいです。SNSのプロみたいな人でも、アカウント再開を断念した人もいるので、特に実名登録のFacebookについては、注意が必要と思いました。
アカウント登録だけでも、いろいろとありましたが、今回、やっと、SNSの第一歩を踏み出せて、一段落したところです。
現状のSNSの使用状況は?
さて、現在、SNSをどこまで使いこなせているかというと、「③X(旧Twitter)やInstagramを見ている」のレベルにたどり着いたところです。1ヵ月前からこのブログを始めましたが、まずはこのブログの立ち上げや設定などが忙しく、とてもSNSまで手が回っていないという状況です。そうは言っても多少の進歩はあるので、簡単にお伝えします。
まず、LINEですが、手始めにLINEクーポンとオープンチャットをやりました。私はほとんど外食しないので、LINEクーポンはただ見るだけなのですが、世の中の食べ物の移り変わりをチェックしたくて、始めてみました。オープンチャットは掲示板のような匿名のグループチャットで、私は近所の町内チャットに参加してみました。多分、小学生をお持ちの女性が多いような感じのグループです。この前は、近所のコンビニが店舗改装に伴い、全品3割引きをしていたとか、お得な情報もあり、見ていて楽しいです。
X(旧Twitter)は、3名の方のフォローを始めました。フォローしたのは、私の好きな作家さん、超有名なインフルエンサー、そして有名ブロガーの方々です。たまにネット記事になるXの投稿は、こういものかと良く分かりました。
InstagramとFacebookはただ眺めているだけで、現状はノーアクションです。ただ、X含め、おすすめ情報が毎日着ますが、今のところ、それには全く反応せず、まさしくただ眺めているだけです。時間的な余裕が出来たら、少しづつ見る範囲を広げ、最終的には自分がSNSでも発信するようになりたいと思います。
この本で初めて気づいたことを最後に紹介します。それは「SNSのパソコン利用」です。この本の章立ては、4つのSNSとも、基本→便利な機能→各種設定となっていて、最後にパソコン利用があります。SNSは見るだけならスマホ一本のひとも多いと思いますが、SNSを投稿する場合、やはりパソコンの方が使い勝手が良いと、初めて知りました。まだまだ、SNSスマホで見ているだけのレベルですが、最終的にはパソコンも活用したいと思いました。
まとめ
SNSのレベルは、スマホを持っていないの初期状態から、もはや商売の一部といった生活に欠かせない状態まで、ひとそれぞれとは思います。しかし、そのレベルから一段、上を行くには、やはり新しい情報を得て、実際にやってみることが大切です。私も今回、「②家族にLINEを開設してもらい、LINEは家族とのみ使用」から、「③X(旧Twitter)やInstagramを見ている」にレベルアップしましたが、今後はもう一段、レベルを上げていきたいと思っています。その時は、また、このブログで紹介していきますので、少々お待ち下さい。
本日のシニアの生きるコツ
まずはSNSを始めて、知らない世界をのぞいてみよう!
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