前回の市川市の紹介で、ご当地ナンバープレートには、江戸川と梨、そしてタワマンが市川の象徴となっているとお伝えしました。また、交通の利便性が良く、歴史のある神社仏閣も点在するとの紹介もしました。しかしながら、実際、市川に来てみると、一番感じるのは、その曲がりくねった細い道です。市川市や近隣の船橋市は、道路事情が悪く、車の運転はしたくないとの声が聞かれますが、先の見えない細道好きにとっては、最高の好スポットが、この市川です。
市川の道を地図で見てみよう!
下に示しましたのが、Googleマップの市川の地図の一例です。地図の中央下には、JR中央・総武緩行線(千葉駅~御茶ノ水駅を経由~三鷹駅 間の各駅停車です)の本八幡駅(もとやわた)があります。本八幡駅周辺には、市川市役所や市民会館、中央図書館等、市川市の主だった施設があります。
本八幡駅の周辺には、多くの商業施設や4棟のタワマンがありますが、その北側には、昔ながらの住宅街が広がっています。地図を見てわかるように、くねくねと曲がった道が多く、場所によっては行き止まりになっています。そうです、このエリアが私の大好きな散歩道です。
このブログのアイキャッチ画像は、右側にクネっと曲がった道で、緑色の歩行エリアがあります。街中で色々な場所で撮影しても、なかなか曲がり具合が分かる写真が撮れなかったので、この写真を1枚目にしました。この道は、京成八幡駅の西側(左側)の道を北上(上側)し、八幡小学校を通り過ぎ、業務スーパーの手前の、東側(右側)に、ぐにゃっと曲がったところです。歩道エリアがあるように、この道は交通量が多く、特に京成八幡駅周辺のラッシュアワー時の自転車の交通量が半端なく、「北京通り」とテレビでも取り上げられるくらいです。
実際、市川の住宅街を散歩してみると
市川の道の雰囲気は、Googleマップと先程の「北京通り」の北側の道で、お分かりになったと思いますが、もう少し交通量の少ない住宅街を歩いてみましょう。下の写真にありますように、車は一応、通行できますが、道が大きく右側に曲がっていて、先が見通せません。こんな道が数多くあります。車が通れるといっても、油断してはいけません。先程のGoogleマップにありますように、いたるところに行き止まりの路地があります。見知らぬ道では、このまま進めるかドキドキしながら歩きますが、その道が行き止まりでなく、大きな道にたどり着くと、大きな達成感があります。これが、曲がりくねった路地を散歩する醍醐味です。一方、行き止まりの場合、自宅に戻った後、地図帳をみながら反省会です。この反省会も、また一つの楽しみですが。
皆さんのお住まいのところでも、このような路地があると思いますので、散歩がてら、意図的に曲がりくねった細い道を探索するのも、良いと思います。この細道散歩は、先が見えないことが多く、想定外の場所の出たりするので、脳には良い刺激になります。近所にそんな道はないよという方もいらっしゃるとは思いますが、少し足を伸ばせは、このような道があると思いますので試してみてはいかがでしょうか。ただし、この細道散歩は一人歩きがお薦めです。迷う可能性が非常に高いので、同行者がいる場合、不穏な雰囲気になりがちですので、気を付けて下さい。
車の通れない細い道もたまらない
先程は、車が通れる道を紹介しましたが、車が通れない細い道もいいものです。車社会になる前は、大通り以外は人が通れれば良かったので、およそ1間(180cm)の道が多いようですが、この市川の多く残っています。最近は、従来から住んでいらっしゃた方がお亡くなりになり、相続完了後、建売業者にわたり、セットバック後、売りに出すことが多くなっています。セットバックとは、新しい建築物を建てる場合、その建物の面した道路の中心線から2m離して建築するものです。要は、細い道路を挟んで両側に新しい家を建てる場合、2m+2m=4mの道幅になり、車の通行が可能になります。消防車等の緊急車両の通行可能範囲が広がることは、その街の防災上、とても大事なことは理解していますが、細道愛好家としては、少しさびしさを感じます。そうは言っても、仕方ありませんが。
この車の通れない道の一例を下に示します。この細道は道幅はだいたい同じですが、細道の長さやくねり具合も様々なので、興味深いです。ただし、行き止まりの場合、私道である可能性がありますので、住民の方々のご迷惑にならない配慮が大切です。あと、生活道路で道がつながっている場合でも、自転車が通ることもあり、歩行者と自転車の運転者も注意が必要です。
今後、この細道は、減ることはあっても、増えることはまずないので、なくなる前に散策することをおすすめします。
まとめ
皆さんも、自宅の近所でお気に入りの散歩コースがあると思います。それは、木々が立ち並ぶ緑多い道であったり、いつ見ても飽きない建物があったりとか、何らかの目的地があったりと様々だと思います。今回、そのコースに「曲がりくねった細い道」を加えたらいかがでしょうか。きっと、新たな発見があると思います。
本日のシニアの生きるコツ
先の見えない人生、先の見えない道もまた楽しい
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